朝のセットが3分で決まる。縮毛矯正でつくる、流れるセンターパートのメンズショート

朝のセットが3分で決まる。縮毛矯正でつくる、流れるセンターパートのメンズショート くせ毛・うねり対策

「朝、前髪が思った方向に流れてくれない」「ドライヤーをあてても、家を出るころにはうねって広がってくる」。メンズのセンターパートで、いちばん多いご相談です。

今回ご紹介するのは、縮毛矯正とカットでつくった、流れるセンターパートのメンズショート。くせをまっすぐ伸ばしきるのではなく、前髪からトップにかけて自然な流れが出るところまで整えています。カラーはしていない、地毛のままの落ち着いたトーンです。

流れるセンターパート×縮毛矯正のメンズショート|前髪からトップへ自然に流れる毛流れを斜め横から
流れるセンターパート×縮毛矯正のメンズショート|前髪からトップへ自然に流れる毛流れを斜め横から

このスタイルのポイント

  • 分け目はまん中:中央から左右に分け、前髪を外へ流すセンターパート
  • 流れを残した縮毛矯正:まっすぐ一辺倒にせず、毛先へ向かってふわっと落ちる形まで
  • サイドと襟足はすっきり短く:横と首もとを抑えて、トップの流れを引き立てる

「セットした」というより「もともとそういう髪質」に見える。そこが今回の狙いです。

カットの構造|流す長さは残して、下は短く

センターパートで大事なのは、前髪の長さと、その下をどこまで短くするかのバランスです。

  • 前髪は、目の下あたりまでの長さを残して左右へ流せるように設定。短すぎると流れず、長すぎると重く落ちてきます
  • トップは、額の上で自然に立ち上がりながら前へ流れる長さに。ここが今回のいちばんの見せ場です
  • サイドは耳まわりの厚みを落として、横に張り出さないようコンパクトに
  • 襟足は首の形に沿って短くまとめ、後頭部の丸みが上に集まって見えるように

オーダーのときは、「前髪は目の下まで残してセンターパートに、サイドと襟足は短くすっきり」とお伝えいただければ、近い形に仕上がります。

サイドから襟足へすっきり短くつないだメンズショート|横の張り出しを抑えたシルエットを反対側の斜め後ろから
サイドから襟足へすっきり短くつないだメンズショート|横の張り出しを抑えたシルエットを反対側の斜め後ろから

縮毛矯正の考え方|伸ばしきらず、流れと丸みを残す

縮毛矯正というと「まっすぐに伸ばす施術」という印象があるかもしれません。ただ、メンズショートで髪の毛先まで完全にまっすぐにすると、ぺたんと張りついて見えたり、毛先が直線的に落ちて硬い印象になったりします。

今回は、うねりと広がりの原因になっている部分をしっかり落ち着かせたうえで、トップと前髪には流れる余地を、後頭部には丸みを残す方向で整えています。髪質やくせの強さによって、どこまで伸ばしてどこを残すかは一人ひとり変わるため、カウンセリングと毛髪の状態を見ながら組み立てていきます。

「まっすぐにしたい」なのか「広がるのを抑えたい」なのか。ご希望を言葉にしていただけると、仕上がりのイメージがぐっと合わせやすくなります。

似合わせ分析|顔型別の見え方

センターパートは、額を出す面積が大きくなるぶん、顔型による見え方の差が出やすいスタイルです。

  • 丸顔の方:分け目を中央からほんの少しずらし、片側に高さを出すと縦のラインが生まれて引き締まって見えます
  • 面長の方:前髪を下ろしぎみに流し、頬骨のあたりまで毛先を落とすと縦の印象がやわらぎます。トップを上げすぎないのがコツです
  • ベース型の方:サイドを詰めすぎず、顔まわりに少し長さを残してエラのラインをぼかすとバランスが取りやすくなります
後頭部の丸みと襟足の収まり|くせを落ち着かせたメンズショートを真後ろから
後頭部の丸みと襟足の収まり|くせを落ち着かせたメンズショートを真後ろから

髪質別の再現性|くせの出方で変わるところ

  • くせが強い方:いちばん変化を感じやすいタイプです。朝の広がりが落ち着き、分け目も決まりやすくなります
  • うねりが部分的に出る方:気になる範囲だけを整える方法もあり、全体にかけるより自然に仕上がります
  • 毛量が多い方:くせが落ち着くとボリュームも収まるため、重さを削りすぎずに済みます
  • 毛量が少なめ・柔らかい方:根元まで強く伸ばすとぺたんとしやすいので、根元は控えめに、中間から毛先を中心に整える設計が向きます
  • 直毛寄りの方:そもそもの再現性が高いので、縮毛矯正は必須ではありません。カットだけで流れをつくることも可能です

スタイリング|所要時間の目安は3分ほど

  1. タオルドライのあと、根元を上に持ち上げながら乾かします。指で根元を起こすように風をあてるのがポイントです。持ち上げながら乾かすと根元が自然に立ち上がり、分け目がセンターに落ちてくれます
  2. 乾いたら冷風で仕上げます。形が落ち着いて、流れがキープしやすくなります
  3. バームかワックスを少量。手のひらでしっかり伸ばしてから、トップ→サイド→最後に前髪の順でなじませ、前髪を流して完成です

つけすぎると流れが重たくなるので、量は思っているより少なめが失敗しにくいです。アイロンを使わなくても形が決まるのが、このスタイルのいちばんのメリットです。

持ちと次回の目安

縮毛矯正をかけた部分のくせは戻りませんが、伸びてきた根元は時間とともに気になってきます。一般的な目安としては3〜6ヶ月ほどで、くせの強さや髪の伸びる速さによって変わります。

カットは、サイドと襟足が短いスタイルなので4〜6週間ごとが目安です。

よくある質問

Q. 縮毛矯正をすると、ぺたんこになりませんか?
A. 根元から強く伸ばすと、そうなりやすいのは事実です。今回のように根元は控えめにして、中間から毛先を中心に整えることで、ふんわりした立ち上がりを残せます。ご不安な方は、その旨をカウンセリングでお伝えください。

Q. くせが強くてもセンターパートにできますか?
A. できます。むしろ、くせで分け目が決まらなかった方ほど変化を感じやすいスタイルです。ただし、くせの出方によって残せる前髪の長さが変わるので、実際に髪を見せていただいてからご提案します。

Q. 朝は本当に何もしなくて大丈夫ですか?
A. 乾かし方だけは覚えていただきたいです。根元を上に持ち上げながら乾かして、分け目がセンターに落ちるようにする、これだけで流れが決まります。あとはバームを少しなじませて前髪を流せば完成、3分ほどが目安です。

こんな方におすすめ

  • 朝の前髪が思った方向に流れず、時間がかかっている方
  • くせやうねりで、日中に髪が広がってくるのが気になる方
  • アイロンを使わずに、センターパートを続けたい方
  • 短くしすぎず、清潔感のあるメンズショートにしたい方

秋になって空気が変わると、髪のまとまり方も変わってきます。今のくせの出方と、朝どのくらい時間をかけられるかを教えていただければ、そこから一緒に決めていきます。

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