「毎朝のセットに時間をかけずに、動きのある髪でいたい」「パーマに挑戦してみたいけれど、強くかかりすぎるのは不安」。そんな方にご覧いただきたいのが、今回のスタイルです。
ご紹介するのは、ゆるめのツイストスパイラルパーマでつくるメンズショート。全体にやわらかなねじれを出し、サイドはツーブロック、襟足は刈り上げですっきりと。仕上げはムースやジェルで濡れたような束感に。動きはパーマにまかせて、朝は揉み込むだけのスタイルです。

このスタイルのポイント
- ゆるめのツイストスパイラルパーマ:ねじれと細かなうねりが重なり、立体的な動きが出ます
- サイドはツーブロック、襟足は刈り上げ:パーマの動きがあっても、頭が大きく見えにくいメリハリをつくります
- トップから前髪に束感:パーマの動きがいちばん生きる部分に、長さを残しています
- ムース・ジェルで濡れ感:ねじれの一本一本が際立ちます
パーマの構造|ツイストスパイラルと「ゆるめ」の狙い
ツイストスパイラルパーマは、一般的に、毛束をねじりながららせん状に巻いてかけるパーマです。ねじりを加えることで、ただのウェーブよりも毛束ごとに向きの違う、立体的な動きが出やすいのが特徴です。
今回は、それをあえてゆるめにかけています。
- 強くかけると、くるくるとしたカールが前に出て、個性的な印象になりやすくなります
- ゆるめにすると、ねじれが「動き」として髪になじみ、日常やお仕事の場面にもなじみやすいのが目安です
強さは髪の太さや長さで変わるので、カウンセリングで仕上がりのイメージを合わせてから決めます。
カットの構造|サイドと襟足を締めて、上に動きを集める
パーマのメンズショートは、どこを短くして、どこに動きを残すかで印象が決まります。
- サイド:ツーブロックで内側を短くし、パーマの動きが横に広がりにくくしています
- 襟足:刈り上げで短く整え、首もとをすっきりと。後ろ姿に清潔感が出ます
- トップ〜前髪:パーマの動きが出る長さを残すのが目安です
- 後頭部:丸みのあるシルエットになるよう、量感を整えています
オーダーの際は「ゆるめのツイストスパイラルで、サイドはツーブロック、襟足は刈り上げ。トップと前髪は動きが出る長さを残して」と伝えていただくと、この形に近づきます。

似合わせ分析|顔型別の見え方
- 丸顔の方:トップに動きと高さが出るぶん、縦のラインが強調され、顔まわりがすっきり見えやすくなります
- 面長の方:トップの高さは控えめにして、前髪を下ろし気味にするのが目安です。前髪の束感が、縦の長さをやわらげてくれます
- ベース型の方:前髪やもみあげまわりに少し動きを残すと、輪郭のラインがやわらかく見えやすくなります
カウンセリングではトップの高さの出方と、はちまわりの張り方を確認しながら、前髪の長さやパーマの強さを調整します。
髪質別の再現性|あなたの髪だとどうなるか
- 直毛でパーマがかかりにくい方:ゆるめでも、ねじりを加えることで動きが出やすくなります。かかり具合を見ながら強さを相談して決めます
- くせ毛の方:もともとのくせとパーマの動きがなじみやすく、自然に仕上がりやすい髪質です
- 毛量が多めの方:内側の量を整えてからパーマをかけると、動きが重たく見えにくくなります
- 毛量が少なめ・髪が細めの方:パーマの動きでボリュームを感じやすくなります
- ダメージが気になる方:髪の状態によって、パーマの強さや範囲を調整します。ご相談ください

黒髪のまま、動きで見せる
今回は地毛の黒髪のまま。黒髪は陰影がはっきり出るので、ねじれや束が立体的に見えます。
動きがある分、黒髪でも重たい印象になりにくいのもポイントです。
スタイリング|所要時間の目安は3〜5分
- タオルドライのあと、根元を中心に乾かします。毛先は少し湿り気を残しておくのが目安です。完全に乾かしきらないほうが、ねじれが戻りやすくなります
- ムースまたはジェルを手のひらに広げます。量は少なめから始めて、足りなければ足すのが失敗しにくい目安です
- 毛先から揉み込みます。下から包み込むように持ち上げ、ねじれを握るようにしてなじませると、パーマの動きが出てきます
- 前髪は最後に、手に残った分だけ少量。束を指先で軽くつまんで、形を整えれば完成です
パーマのかけ直しと、カットの目安
ショートのパーマは、カットで毛先が短くなっていくぶん、少しずつ動きがゆるやかになっていく場合が多いです。かかり具合や髪質によって変わりますが、動きが物足りなくなってきたら、かけ直しの目安です。
- ツーブロックと襟足の刈り上げのすっきり感を保ちたい方:3〜5週間ごとのカットが目安
- パーマの動きも一緒に整えたい方:カットのときにパーマの残り具合を見て、かけ直すかどうかをご相談ください
よくある質問
Q. スパイラルパーマは、仕事でも大丈夫ですか?
A. ゆるめにかけているので、ねじれが自然な動きとしてなじみ、お仕事の場面にもなじみやすいのが目安です。スタイリング剤を少なめにすると、落ち着いた印象になります。
Q. ワックスで仕上げてもいいですか?
A. 今回の仕上げは、ムースやジェルで濡れ感を出す方法です。水分を含むスタイリング剤は、ねじれを握って形にしやすいのが特徴です。質感のお好みがある方は、髪質に合わせた仕上げ方をカウンセリングでご相談ください。
Q. パーマがとれてきたら、どうすればいいですか?
A. 動きが物足りなくなってきたら、かけ直しのタイミングです。残っている動きを見て、全体にかけるか、弱い部分だけにするかをご提案します。
こんな方におすすめ
- 毎朝のセットを、揉み込むだけで済ませたい方
- パーマに挑戦したいけれど、強すぎる仕上がりは避けたい方
- 動きはほしいけれど、耳まわりや首もとはすっきりさせたい方
- 仕事の日も休日も、同じスタイルで過ごしたい方
「どのくらいの強さでかければいいか」が決まっていなくても大丈夫です。ふだんのスタイリングにかけられる時間と、なりたい雰囲気を教えてください。あなたの髪質に合うパーマの強さを、一緒に決めていきます。
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